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墓石ひとすじ80余年 伊豆の墓守 鈴木石材店墓石ひとすじ80余年 伊豆の墓守 鈴木石材店
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墓石に使われる石材

石の種類 いろいろ

数年前までは、和型のお墓で白御影もしくは黒御影というのが主流でした。しかし、お客様のニーズの変化や石材加工技術の進歩からいろいろな形のお墓が建てられる様になりました。

また、原石も世界中のあらゆるところから日本に入ってきます。白御影、黒御影だけでなく、青系統の石や赤系統の石などさまざまです。お客様のいろいろな好みに対応できるということは非常に良いことだと思います。

しかし、お墓に適した良質な石材ばかりなら良いのですが、質のあまりよくとはいえない石材もあるのも事実です。私ども鈴木石材店のお墓の石は、全て一定以上の品質を満たしたもののみを選んで使用しています。

また、この石はどんな石なのか、産地はどこなのか、吸水率や圧縮強度などのデータを公開しています。ぜひ、ご自身の目でお確かめください。

石材について①石材について②

みかげ石、御影石ってよく言われるけど、どんな石のことだろう?と思われる人も多いと思います。

現在、お墓の墓石に使われる石は大きく分けると斑レイ岩、閃緑岩、花崗岩、安山岩の4種類がほとんどです。すべて火成岩といってもともとは地球の奥深くにあるマグマなのです。そのマグマが火山の噴火で地表や地中の浅いところで固まったもの(マグマが急に冷えて固まったもの)を火山岩とよびます。

安山岩はその中に分類された石材です。また、斑レイ岩、閃緑岩、花崗岩といった石は地中の奥深いところで冷えて固まったも(マグマがゆっくり冷えて固まったもの)で深成岩という分類になります。この深成岩の総称を「みかげ石」と呼ばれているのです。

元々は兵庫県神戸市御影町で取れた花崗岩を御影石と呼んでいました。そしてその後花崗岩の総称が御影石となり現在は斑レイ岩、閃緑岩なども「みかげ石」と呼ばれています

。現在では御影町で採掘される石材を「本御影石」と呼んでいます。本御影石は今ではほとんど産出されていません。そのため、御影石の中でも最高級品として高値がつけられています。

花崗岩などの色が白っぽい石材は「白御影」とよばれていて、斑レイ岩などの色が黒っぽい石は「黒御影」と呼ばれています。分り易い特徴としては研磨するとガラスのようなツヤが出ているものは「みかげ石」です。とても硬く風化しにくいのが特徴的です。

花崗岩

一般的に「みかげ石」というと、この花崗岩のことが多いです。雲母、石英、長石で形成されていて色合いもさまざまです。
香川県産の庵治石や愛媛県産の大島石など西日本の石材が有名ですし価格も高額です。

安山岩

「みかげ石」に次いで人気が高い石材です。神奈川県産の小松石や山梨県産の山崎石などがこれにあたり、灰色や青灰色の色合いが特徴的です。

斑レイ岩

黒御影石と呼ばれる石材で研磨するとまっ黒く艶のある石材です。とても硬くて、比重も他の石材より重いです。
スウェーデン産のファイングレインやインド産のクンナムが有名です。価格も高価ですが品質も間違いないのが特徴的です。

閃緑岩

班レイ岩より少し薄めの黒みがかった色調が特徴の石材です。
閃緑岩の中でも特に福島県産の浮金石は、表面に金色や白が浮かび上がって見える繊細でとても美しい石材です。
産出量が少ないことから、国内でとれる石材の中でも非常に高価でありながら、人気が高いです。

国内産と外国産どちらが良質の石材か?

現在、お墓の石碑本体や外柵などに使用される石材の80%以上が輸入となっています。インド、中国、南アフリカ、北欧、韓国、北南米など世界中から輸入されています。その中でも最も多いのが中国産の石材です。

人件費が安いので採掘費用が安く済みます。また、加工までもが中国で行われているのが現実です。石材も他のものと同じように外国産はダメで国産のほうが上質と思う人も多いと思います。

しかし、必ずしも外国産の石材が悪いというわけではありません。国内産の石材は産出量が減って希少価値があるうえに、加工費や採掘費などが加わって高値になってしまう場合があるのです。

中国加工は加工技術などが懸念された時期もありました。でも、現在では加工技術・品質管理面でも格段に向上しています。製品の納期も短縮できるように仕組みが整って来ているため、今後はますますシェアを伸ばしていく事と思います。

近頃、問題となっているのは中国産の石を国産といつわって販売する産地偽装する業者もあるようです。ですから『日本石材産業協会』では、「石材産地証明書」を発行し、消費者への安心感を提供すると共に墓石業界全体のモラル向上に努めています。

また、製品や施工上の理由で欠陥が生じた場合には無償で修理をする制度をネットワーク化しているところもあるようです。

国産石材

庵治石(あじいし)

香川県高松市の庵治町や牟礼町で採掘される庵治石。
結晶の粒子が細かいため、結晶の膨張・収縮率、水の浸透率が極めて低く、水を吸収せず風化に強い石材です。また、鉄分が極めて少ないので、変色とも無縁。黒雲母が混ざったまだら模様により、石の表面が二重のかすり模様に見える現象は、「斑が浮く」と呼ばれ、高い山々に霞たなびく雲や桜の花びらにも例えられています。日本最高峰のブランド石材です。

大島石(おおしまいし)

愛媛県の瀬戸内海にある、大島から採石される石で、別名「伊予大島」とも呼ばれます。
愛媛県の伊予大島で採掘される大島石。堅くて石に粘りがあるうえに、吸水率も低く、どんな過酷な条件下でも劣化しにくいという特長を持っています。色目も均一で見た目にも美しく、国会議事堂や赤坂離宮にも使用される銘石中の銘石。日本の風土に合った気品ある石肌は、研磨することでより光沢を増し、色褪せもしにくいため、永くその風格を保つことでしょう。日本全国にブランド石材として名を轟かせています。

牛岩石(うしいわいし)

名古屋も含めた東海圏で最高級といわれる石材です。採掘量が非常に少ないため全国的なブランドとしては名が通っていませんが、品格のある石材として石屋が認めるものです。目が細かく、青みがかった石で、美しく透き通るような、品の良い石材です。

吉祥石(きちじょういし)

岡崎で採掘されている青石です。牛岩と比べて少し石目が大きく、ハッキリとした石目です。天然の石の美しさは、岡崎の石材の中ではトップクラスです。ただ、近年は採石量が激減しており、時期によっては順番待ちの状態になりますので、建立までの期間を多めに考えていただくことをお願いしています。

天山石(てんざんいし)

数少ない九州の石材のひとつで、佐賀県で採石されている青みがかった中目の石です。国産の石材には少ない特徴のある石目ですので、洋型やオリジナルデザインのお墓にすると、非常に際立つ石です。

●その他にも、さまざまな御影石をはじめ浮金石・芝山石・白馬石など高品質の石材を幅広く取り扱っております。

外国産石材

G1790

中国石材の中でも、トップクラスの吸水率の低さを持ち合わせている石材です。磨きをかけると、表面にはうっすらと光の膜が張っているかのような光沢を持ち、墓地ではさらに輝きを増します。品質重視で、安価な石材をお求めの方にお勧めです。

G670

中国産の黒系の石材です。吸水率が非常に低く、経年変化の少ない石材です。硬度のある石材なので、文字を彫刻する職人泣かせの石材ですが、力強い石目なので、デザイン墓石、洋風の大きな墓石にもよく使われます。

M1H

私たちが知る中で、最も吸水率が低く硬い、インド産の石材です。黒い色の石ですが、緑色の組織もハッキリしていて、緑と黒のコントラストが非常に美しい石です。オリジナルデザインのお墓に合いますが、和型の墓石としても高級感の漂う仕上がりになります。

北大青(きただいあお・ペーターチン)

黒い中国の石材の中では、最も安価な部類にはいりますが、硬度もあり吸水率も低いので、品質がよく非常にお買い得感のある石材です。黒い石目にうっすらと青みも含まれており、太陽の下で非常に映えます。石材を多用する、大きなデザイン墓石にお勧めです。

G130

中国 の濃紺石材の中では、比較的安定している石材です。岡崎の青石に見た目が近いため、愛知県内では人気の石種。国内の石材と合わせる時は、外柵用材としても用いられます。石材の質よりも、見た目重視の方には特にお薦めとなります。

アーバングレー

インド原産の非常に安定した石材です。吸水率が低いため、石質にこだわりを持つ方にも好評で、和型、洋型、オリジナル、どの墓石にも多用されています。また、墓石本体だけでなく、外柵用としても重宝される、オールマイティな石材の一つです。

●その他、他種類の石材を取り揃えております。

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