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伊豆市市山明徳寺祭典

静岡伊豆の墓石屋 鈴木です。

本日は伊豆市市山にある明徳寺のお祭りです。

ここのお寺さんは『便所の神様』として私が幼いころから有名で8月29日の祭典の日は国道から本堂までの

狭い参道に多くので店が並び本当ににぎやかなお祭りでした。

中でも境内の特設土俵で行われた青年相撲には多くの観客が集まり伊豆天城の一大イベントだった記憶があります。

私も若い頃(20代前半)には村の青年団に所属していたため無理やり参加させられました。

まわしを締めて本格的に行われるのですが、

このまわし、本物のまわしではなく消防団で使っていたズック製のホース(消火栓などにおいてあるもの)

の古くなって穴があいて使い物にならなくなったものを切ってつくったものです。

だから慣れるまではとても痛いのです。

青年団の時に地元市山の同級生に「消防ホースで衛生的に大丈夫か?」と聞くと

「大鍋でグツグツ何時間も煮て煮沸消毒してあるから大丈夫だ!」

と言われたのを記憶しています。

こんなアマチュア相撲ですが地元の商店や地元の人たちから寄付を集めて行われるため

なかなか良い景品がありました。当時は町の電気屋さんやいろいろなお店がこんな田舎でもあったので

本当にいろいろな景品があったのを記憶しています。

また、こんなアマチュア相撲にもセミプロみたいな人もいました。

いわゆる「賞金稼ぎ」ならぬ「景品稼ぎ」です。

沼津市から来ていたAさんは軽トラック一台分の景品を毎年持って帰っていたと聞きました。

しかし、最後の最後に優勝旗をかけて行われる一番にはわざと負けて地元の青年団の支部長に花を持たせます。

今までほとんど勝って景品を根こそぎ持っていくAさんに地元のガリガリの青年が勝利するわけですから観客は大喜びです。

優勝旗などはAさんにとってはじゃまなだけですものねえ。

それを地元の友人から聞かされたときはAさんは本物のプロだなと思ったものです。

そして、相撲が終わると参加した者だけが本堂にあがってお酒を飲ましてもらえます。

本堂で飲むお酒がとてもおいしかったのを今でもよく覚えています。

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