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静岡 伊豆の墓石屋 名古屋城 城郭石垣

静岡 伊豆の墓石屋 鈴木です。

先日見学した名古屋城の石垣について記載します。

名古屋城は徳川家康が天下統一の最後の布石として築いたお城です。

1610年に20の大名に命じて普請されたとのことなので

天守閣だけでなく城郭の石垣もとても見事です。

お城の石垣の積み方には自然石をそのまま積み上げている『野面積み(のづらづみ)』

石材を多少加工し積み上げ間に小石を打ち込んでいく『打ち込み接ぎ(うちこみはぎ)』

さらに石材を加工し石と石の隙間をあけずに積んでいく『切り込み接ぎ(きりこみはぎ)』

という後方があります。時代が進むにごとに後者の積み方になっていくようです。

名古屋城天守閣の石垣は打ち込み接ぎで積まれています。

そして何よりも美しい曲線で積まれている扇勾配であり上に行くほど外へ張り出していく積み方です。

これは天守閣の普請を受け持った加藤清正の得意な積み方らしいです。

加藤清正はこの一年後に亡くなっているので最後の大仕事だったに違いありません。

また土の圧力をうまく逃がすようにできている後方で美しいだけでなくとても合理的な設計になっているようです。

石垣に使われている石材は平均800キロくらいのものが使用されているとのことです。

そして角の部分の角石は大きな直方体の石材を交互に積み重ねていく算木積み(さんぎづみ)

と呼ばれる工法でできています。

この角石は石屋の私が換算するとひとつが約4・5トンあるような大きな石材でした。

そんな大きな石をここまで運び入れ積み上げたむかしの方の技術力に感心されられます。

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